ベジタリアンへの道

 前回触れた、「続ける技術」の重要ポイントの一つに、簡単に言えば「君子危うきに近寄らず」というのがある。禁煙や禁ギャンブルであれば、まずタバコに触れない、ギャンブル場の近くを通らない、というのが鉄則である。しかしながら、食事の場合「食べない」という選択肢はありえず、得てして他のストレスともあいまって「過食」に走ってしまったり、その反動としての「拒食」に行ってしまったり・・・というのがあるのだと思われる。私自身、そんなこともあって、これまでリスタートの時機を何度も逸してしまっていた。
 しかしながら、やはり基本は「君子危うきに近寄らず」であることは恐らく間違いない。食事そのものに近寄らない、ということは出来ないが、意識的に特定のものを避ける、ということは可能である、ということをイマサラながら再認識した。
 一方で、かなり唐突だけれども、自分の問題意識として「資源分配の不均衡」の問題がある。エコロジカルフットプリントの観点から言えば、日本やアメリカなどの先進国民は多くの資源を消費し、これは他の地域における貧困や飢餓の問題などの間接要因になっている、というやつだ。これまでも、この問題を頭の片隅で考えつつ、ジョン・レノンでも、U2のボノでも、スティービーワンダーでもない、一庶民の自分には何が出来るのか・・・という矛盾みたいなものを抱えてきたけれども、これらを同時に解決する手段として、ベジタリアン*1というライフスタイルをマジメに考えてみようと思っている。
 現在、いろいろと情報収集をしつつ、ベジタリアンに向かって試行錯誤をしてみようと思っている。

*1:別にLOHASでもOK