ホメオスタシス脱出か?

 休日はいい結果が出ない代わりなのか、休日後の月曜日にはガクンと体重が落ちることが多い。これまで月曜日が8回あったが、前日比で-1.0kgが2回、-0.8kgが4回、-0.2kgが1回、+0.2kgが1回といった具合だ*1
 この日も前日比-0.8kgの71.6kgとなり、14日に及ぶ72kg台とようやくオサラバすることが出来た。また戻るかもしれないけど・・・。

 さてこれまでの月曜日のデータで、唯一前日比で増加したのが3月6日である。この日は昼も夜も豪華な食事をした日である。その割に、その夜の体重計測では思ったよりも体重が増加しておらず、かなりほっとしたのをよく覚えている。しかし逆に考えれば、本来の月曜日なら0.8kg程度減少するところが0.2kg増加していたのであり、差し引きでは+1.0kgになっていた、と考えるべきであったのだろう。

 ただし、だから「遊びはダメだ」とか「飲みに行ってはイカン」とか言いたいわけではもちろんない。
 そうではなく、「遊びに行ったら行ったなりに、その場をきちんと楽しみながら出来ることをする」「飲みに行ったのなら飲みに行ったなりにその場を楽しみながら余計なものを食べない」といったことが重要なのだろうと思っている。ダイエット中だから100%ダイエットモードになるのではなく、TPOに合わせて自在にプライオリティを設定できる柔軟性とか、予めイレギュラーを見越した目標設定や進行管理のあり方が求められるのだろう。

 以前も一度書いたが、昔の職場で、送別会で中華料理に行ったのにも係わらず「油が多いなあ・・・」とか「味が濃いなあ・・・」とかボヤクダイエット中の先輩が居た。それならまだしもきっぱりと断られた方がマシだと思う。
 周りに判断を委ねているにも係わらず、また自分で「代替案を出す」「NOと言う」という選択肢を持っているにも係わらず、「自分の意思ではない」「自分は被害者である」とばかりにボヤいたり、もっとマシな選択があると思うような人間にはなりたくない。

 どんな決定であれ、基本的に全ての決定は自分の責任だ。たとえそれが集団的な意思決定であっても自分の責任の範囲が必ずある。例えるならば、選挙にも行かずに政治が悪いとボヤク人間にはなりたくない。政治について勉強する、選挙に行く、自分が立候補する、外国で暮らすなど選択肢があるはずだ。

 とはいえ、わかっちゃいるけど実践はなかなかに難しい。まだまだ精進が必要だと思い知らされた「なんちゃって*2ホメオスタシス」であった。

*1:理由は体内水分とかそんなものが原因だろう。仕事のある日は優雅にお茶を飲む時間などほとんど無いが、休日は結構水分を摂っているためと考えられる

*2:死語